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彦根会さんに参加しました

 5月11日に彦根会さんに参加させていただきました。takoba39714さん、ぐちーずさん、紙さんありがとうございました。かねてからプレイしたいにも関わらずなかなかプレイできなかったAPシリーズの『TSOH』初プレイ、目下マイブームのWAWシリーズの1作『EGD』のぐちーずさんとの対戦等、濃密な時間を過ごしてきました。

1.『TSOH』練習プレイ
 結構早くにうかがってしまったので、takoba39714さんにTSOHの飛行ルールをじっくりと教えていただきました。あらかじめtakoba39714さんにはお伝えしていたことなのですが『Buffalo Wing』の飛行ルールでつまずいたままの状態だったのです。takoba39714さんがご自身のblogで書かれているように、takoba39714さんがMIG15、私がF-86セイバーでインストしていただきました。かなり丁寧に手ほどきいただいたので悩んでいたこと(機体エネルギーの余剰分の次ターンへの持ち越し等)がすっきりすると同時に、『takoba39714さんがみえなかったら、このゲーム(群)お蔵入りだったな』とあらためて思いました。

2.『TANK ON TANK』(LNL)
 ぐちーずさんがみえたので『Eisenbach Gap Deluxe』を対戦・・・・・・の前に、『TANK ON TANK』をプレイすることに。
 ゲームの謳い文句は「5分未満で(ルールを)学べてお昼休みにプレイ可能」。実際ルールは非常にシンプルで1度覚えれば添付のPlayer's Aidがあればルールブックを見ることはほとんど無いと思います(今回は久しぶりの対戦で私自身が失念していたことや勘違いしていたことがあって、後から結構なミスに気付きましたが)。
 ぐちーずさんは初めてでしたので、簡単にルールを説明した上でプレイ開始です。ToTには10本のシナリオが付いていますが、今回は最初の「HEAD TO HEAD」をプレイしました。ぐちーずさんがアメリカ軍を、私がドイツ軍を担当しました。アメリカ軍は6×Sherman(内2両はHQ)、2×Wolverines、1Priest、ドイツ軍は6×Panzer IV(内2両はHQ)、2×Tigerが初期戦力でゲーム中に補充はありません。勝利条件はこれまたシンプルで敵の殲滅。決着が付くまで時間無制限。・・・・・・と思って、今ルールブックを見たら丘の占領がありましたorz(ぐちーずさん、申し訳ありません)
 勝利条件の勘違いからゲーム展開は非常にブラッディなものになり、結局はドイツ軍が勝利を収めましたがPanzer IV数両とTiger 1両も吹っ飛ぶという結果になりました。今回は初プレイということで少し時間が掛かりましたが、慣れれば(&諸々のミスをしなければ)短時間で遊べる、時間調整や少し軽めのゲームをやってみたいとの要望にも見合ったゲームだと思います。ちなみに「1ターンの長さがどれくらいか」、「1ユニットは何両(あるいは何人)か」、「1ヘクスは何mか」は問うてはいけません(私の言葉ではなくPeter Bogdasarian(デザイナー)の言葉です)。

3.『Eisenbach Gap Deluxe』(LNL)
 目下「猫にカツオブシ」状態のWORLD AT WARシリーズの記念すべき第1作『Eisenbach Gap』を拡張モジュール『Death of the 1st Panzer』とニコイチで出版したのが本作品です。ルールは「明確化を行った以外はオリジナルを生かした」・・・・・・ものらしいです。最新コアモジュール『America Conquered』のルールを踏まえながらもオリジナルを生かしたもののようです。私のblogで比較している(進行中)ように『Blood and Bridges』のルールとは異なるところが散見されます。
 前回ミドルアース大阪さんの定例会でぐちーずさんにインストしていただいた時にはシナリオ1をプレイしたので、今回は「SCENARIO2 : The Defense of Klappebruck」をプレイすることに。シチュエーションはアメリカ軍Team Bravoが予備役に当たっていたKlappebruck周辺に、Klappebruck川の渡河点を求めたソ連軍33rd Mortor Rifleが押し寄せてくるというものです。このシナリオでは双方ヘリが登場しません(EGDではヘリ以外の航空機はそもそも登場しません)ので地上部隊同士で壮絶な殴り合いが行われます。アメリカ軍、ソ連軍ともに基本的には対戦車ミサイルを駆使して応戦します。最初は順調にソ連軍部隊を混乱あるいは壊滅させていたアメリカ軍ですが、倒しても倒しても新手を繰り出してくるソ連軍に疲労が溜まり攻撃が空振ったところへソ連軍の対戦車ミサイルの返礼が見事に決まり出します。中盤以降アメリカ軍は丘や森林などの遮蔽物を利用してEisenbachの町まで退却します。終了ターンである12ターンまでもつれ込んだもののマップ上の全Cityヘクスを制圧されたアメリカ軍の敗北で激戦は幕を閉じます。
 
4.『THE SPEED OF HEAT』(CoA)
 takoba39714さんに手ほどきを受けながらF9を飛ばしてみました。飛行ルールを教わりながらヨタヨタ飛んでいる姿はノービス以前のまさにターキー。某空戦マンガで主人公に「そんな腕では8○じゃぁワンウィークパイロットだぜ」(正確なセリフは今思い出せません)といわれた敵パイロットの方がまだマシかもしれませんToT
 最終ターンまで撃墜されなかったのはあまりにヘタレな機動にtakoba39714さんも予測不可能だったのではないかと。
 
5. 『F-16 ファイティングファルコン』
 精密系空戦ゲームとは対極のお手軽空戦ゲーム。takoba39714さんが書かれているように今回のシナリオについては初期配置に改善の余地がありそうですね。ソロプレイも数回しかプレイしていないのですが、移動ルールがシンプルすぎるのも個人的には不満の残るところです(現時点での感想ですので今後変わる可能性は当然あります)。私の担当するMIG-21が全機撃墜されて完敗です。
 
6. 『本能寺への道』
 takoba39714さん(明智)、紙さん(羽柴)、ぐちーずさん(柴田)、私(徳川)
 展開についてはtakoba39714さんがblogでまとめられていますが、徳川としては同じ叛旗を翻すにしても柴田に襲いかかるのではなくて信忠に襲いかかるべきだったかなと。
 
7. 『正義の味方VS悪の帝国』
 マルチでは目立ってはいけないと分かっていながら序盤「世界征服への一歩」カードを連発した結果、案の定ドンケツで終わってしまいました。ヒーローカードや戦闘員カードに強化カードを付けるときにストーリーを語りながらカードを出すのがおかしくて笑いながらのプレイでした。
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『EISENBACH GAP DELUXE』のルールと『BLOOD AND BRIDGES』のルールとの相違(1)

 WAWシリーズにおいてボックスで出された最新作は『EISENBACH GAP DELUXE』(以下、EGDと記します)です。これはボックスタイプの作品としては『AMERICA CONQUERED』の後にだされたゲームです(ともに2013年出版)。ただし、EGDの初版にあたる『EISENBACH GAP』は2007年に出版されています。EGDは『EISENBACH GAP』とその拡張モジュール『DEATH OF THE 1ST PANZER』とを1つのパッケージにして出された版になります。

 EGDのルールブック冒頭ではWAWシリーズのルールが『EISENBACH GAP』出版後複雑化したけれども、EGDではオリジナルのシンプルさを残して、ルールの明確化だけをおこなった旨が書かれています。それゆえに『BLOOD AND BRIDGES』(以下もみじまんじゅーと記します(笑))のルールとはかなり異なったところがあります(もみじまんじゅーの出版は2008年)。

 大きな違いの1つがHQの移動に関するルールです。もみじまんじゅーではHQが単独で動いてもよいとされており、それゆえ移動に関して事細かに規定がされています。それに対してEGDでは単独移動は禁止されています。

 非装甲車両に対する攻撃についても少し記述が異なっています。

 さらにWAWシリーズでは、毎ターン、フォーメーションごとにまず活性化しなければならないのですが、どのフォーメーションが活性化するかはチットで決めます。この事に関しても大きく違います。もみじまんじゅーではパス(=自分の順番を遅らせる)ができるのですが、EGDではできません。以下、続きます。

ソフィアゲームクラブさんにおじゃましました(御礼)&『もみじまんじゅー』(by TOROさん):Scenario1「SEPARATION」

 5月3日、4日がちょうど東京出張で、3日にソフィアゲームクラブさんがオープン例会を開催されるとのことでしたので参加させていただきました。とても楽しいひとときを過ごさせていただきありがとうございました。まずは御礼申し上げます。仕事が終わってからの参加ということで19時ちょっと前の訪問となり、参加されていた多くの方とはほとんどお話をする機会がありませんでしたが、機会がありましたらまた参加させていただきたいと考えていますので、その折にはよろしくお願いいたします。

 今回うかがったのはTeddy立川さんと『World at War』を対戦するためでした。MustAttackでWaWについて盛り上がる中で「いつか対戦を」と話していたのですが「こんなに早く対戦がかなうとは」とお互いビックリな展開での対戦です。「(シナリオは)何がいいですかねぇ」としばし悩んでいましたが、時間の制約もあり、また、事前プレイで面白かったと意見の一致をみた『もみじまんじゅー』(by TOROさん)の「Scenario1:SEPARATION」に決定(注:『もみじまんじゅー』とは『BLOOD & BRIDGES』の事です)

 このシナリオでの勝利条件は、減少戦力ではないユニットを、相手よりも多くマップから離脱させることです。
 
 戦力としては、西ドイツ軍2部隊、ソ連軍2部隊(+Hind 1部隊!)がそれぞれ登場します。それぞれの部隊の配置箇所に関しては、あらかじめ定められた6つのヘクス(図1参照:赤丸のヘクスがそれらのヘクスです)の中から1d6を振ってランダムに決定します。1d6で決定されたヘクスを中心とする3ヘクス以内に初期配置を行います。
 
 離脱方向は西ドイツ軍が青矢印の方向(西)、ソ連軍が赤矢印の方向(東)となります。したがって、西ドイツ軍がマップ左の赤丸、ソ連軍がマップ右の赤丸に配置された場合、お互いを攻撃することなく「サヨナラ~っ」することもありうるわけです。そして今回の配置は西ドイツ軍の2/182 PzGrenが中央上、1/613 Panzer、ソ連軍の93rd Recon(一部)が左下、ソ連軍の62nd Mrtor Rifle(一部)が右下に初期配置されたために左下では殴り合い発生ですが、中央上と右下はそれぞれ邪魔されることなく離脱できる可能性が濃厚です。ただしそれでは面白くない(二人の意見)&「せっかく東京にまで来ていただいたのに離脱しては申し訳ない」とのTeddy立川さんのご厚意によって、例によって例のごとくバトルロワイアル開始です^^;
 
 左下では、M48がBMP-2に屠られ、最終的にHQも消滅してしまいましたが、西ドイツ軍としても2両のT-80と1両のBMP-2を除去できたので気分的には悪くありませんでした・・・・・・って、よくないですね、スミマセン。
 
 中央の2/182 PzGrenはANHAUZEN南西に展開して、MilanやPanzer Morserで遠距離攻撃をRIEDEN北方の丘や開豁地まで歓迎に出てきてくれたソ連軍に攻撃を仕掛けるのですが、さきほどまでT-80すら沈黙させた猛攻がウソのようにスカりまくります。そうこうしているうちに聞こえてきたのが「ワルキューレの騎行」(3ターンにHInd E×2、Su-25が登場)。HInd1機を撃墜したものの西ドイツ軍の健闘もそこまででした。Hind E、Su-25による空からの攻撃の前にANHAUZENに立て籠もる2/182 PzGrenの命運の尽きるのも時間の問題ということで、西ドイツ軍の投降(のルールはありませんが)でジ・エンド。

Blood and Bridges Map
図1 直線が本来の離脱方向^^ 手書きの線が実際の機動です(大まかな経路なので正確なものではありません)。
 
 出張から帰って今回のプレイを振り返りながらルールブックをおさらいしたところ、
 
1.ヘリに対しては、条件付きでAPまたはHEで攻撃ができる
2.航空ユニットをゲームから外す条件について間違った解釈をしていた可能性がある

ことを発見しました。

 ゲーム中に(お互いに)気付いたミスは、最初のM48の射撃時に近接攻撃を適用できるのに通常攻撃で解決していたことでした。
 
 その他、地形について悩むところもあったり、まだまだ精進しなければなりません。
 
注:今回の図はVassalモジュールの画像を元に作成させていただきました。

LNL『BLOOD AND BRIDGES』「Scenario2:FIRST CONTACT」(1)

 5月3日にソフィアゲームクラブさんのオープン例会に参加させていただくことになり、その折『WORLD AT WAR』をプレイするので、『BLOOD AND BRIDGES』「Scenario2:FIRST CONTACT」でウォーミングアップしました。

Turn1
RL/93Rc/End/RL/End
 観測のために出てきたRLのScimitarに93RcのBMP-2が混乱+ステップロスを与えるというイギリス軍にとっては嬉しくない幕開けとなった。画像でWRECKマーカーが映っているのはルール確認のために一時的に置いたものです。

CA3I0112.jpg
Turn1終了時

 このシナリオは東(右側)からソ連軍が、西(左側)からイギリス軍が登場して、それぞれが相手に打撃を与えつつ、反対側への離脱を図るというシチュエーションです。勝敗はポイント制です。1.撃破した敵ユニットから得られるポイント、2.盤外突破した自軍ユニットから得られるポイントを合計して、相手よりもどれぐらい多いかで決します。ただし2のポイントに関しては「突破した自軍ユニット1つにつき、敵ユニット2つを撃破したものと換算する」となっているのですが、敵のどのユニットを撃破したことになるのかが示されておらず、対戦時には事前協議が必要となりそうです。
 
Turn2
RL/93Rc/End/RL/End
 ステップロスしたScimitarはモラルチェックに成功して混乱状態から回復。全部隊がHQのいる森林へと移動した。ソ連軍は、2両のBRDM-2が丘を利用して迂回しつつ突破を狙う一方、T-80は市街地へと進む。さらに、BMP-2は二手に分かれ、一方は市街地へ、もう一方は森へと進む作戦をとった。丘に向かったBRMD-2を目標としてFASCAM攻撃が行われ、2両のBRMD-2は混乱状態となった。StrikerはBMP-2近くの森へと進み煙幕越しに93RcHQのスタックへと狙いを定める。写真に写っている水色のグラスビーズ(グラスカウンター)は、それぞれFASCAMと煙幕の影響範囲を示しています。

CA3I0113.jpg
Turn2終了時

TURN3
RL/CHAOS/End/RL/End
 Strikerが93RcHQのスタックへと攻撃を仕掛けるもヒットはわずかに1つ。回避のサイの目は1つと危うかったが何とか難を逃れた。続くチットはCHAOS!サイコロを2つ振って、その影響を決定する。結果は悪天候(どしゃ降り!)のため、ゲーム終了時まで移動力が1余分に掛かることとなった。Strikerが93RcHQのスタックへと再度攻撃を仕掛けるも再びヒットはわずかに1つ。今度は難なく回避された。
 このゲームの戦闘解決はいわゆる基本は「6出ろ」システムの非常にシンプルなものとなっています。今回の場合でいえばStrikerはサイコロを4つ振って4以上の目を出せば、命中するはず(その後の防御によって防がれて最終的なヒット数が確定します)なのですが何とも締まりのない結果となりました。

CA3I0114.jpg
Turn3終了時
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